2009年6月7日日曜日

悪政府の仕業、改悪薬事法

DOTは新しい言葉を作った。その名も、悪政府
悪政府 = misgovernment
「悪政」を行うのが政府だからだ。これは、英語のmisgovernmentの意味の一つに由来している(Oxford English Dictionary 2nd Ed.にある、Bad government of a country or state. . . .に由来する)。

悪政府が立派に仕事をしていることが伺えるニュースが、薬事法改悪だ。

医薬品に副作用や危険性があっても不思議でも何でもない。副作用や危険性があるからといって、医薬品販売を制限するのはナンセンスだ。医薬品を副作用や危険性の強度に応じて分類するまではよい。その情報を一般に広く知らしめることは重要だろう。しかし、なぜ販売を制限しなければならないのか。対面販売でないから、インターネットで注文できないようにする? 販売方法の多様化を妨害することは、営業妨害だろう。

そのような規制強化を正当化することに合理性はない。医薬品をインターネットで販売している業者は、医薬品には副作用はないから、どんどん不必要に買って飲めと言っているわけではあるまい。強制的に買わされているわけでもあるまい。利用者は自発的に購買しているのだ。

民間の商業活動を、恣意的に制限する複雑怪奇な法律や省令を作って民間業者を弾圧し、商業活動を圧迫し、市場経済に介入し歪める。

我々は、政府を税金を払って雇ったつもりになっているが、それは違う。悪政府という存在は、国民の富を強制的に収奪し、その活動を規制し、価値と富の創造を妨害しながら、国民に寄生し続ける邪悪な存在なのだ。そして、あらゆる政府の政策は、個人の自由を抑圧し、民間の商業活動に介入し、最終的には政府権力を肥大化させるためにある。例外はない。

副作用が心配だから、ぜひ今度の選挙の投票では、候補者本人と対面させてもらって、その中身を確かめたいものだ。薬事法ではなく、公職選挙法を対面取引に変えるべきだ。

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